英語版GaminGPS用の日本地図が公開された事に刺激を受けて、GaminGPS用の地図を作る方法を調べてみました。
試行錯誤の結果、GPSmapperとMaptool_Gで、eMapに自作の地図を入れることが出来ました。
これにより、大きさと操作性が気に入っていたeMapが改善されたので、日本語版への買い替えは遅くなりそうです。
CQPさんの山人賛歌のCG展望室に全国の山や鉄道駅のカシミール地名データがあります。
地名データファイルの拡張子をNDBからTXTに変更して、EXCELでスペース区切りとして読み込みます。
Excelらくらく文字変換を使って読みの半角かなをローマ字に変換し、残ったところを修正。数が多いので修正も一苦労
ローマ字をコピーして、地名データの順に列を並び替えて整理します。
タブ区切り形式で、名前をつけて保存し、データファイルの拡張子をTXTからNDBに変更します。
カシミールで読み込んで確認。
カシミール用の道の駅地名データはすでに有ったのですが、最新より100ヶ所ほど少なくて読みも入っていませんでした。
最新のデータは道の駅一覧表ｆｏｒ ＧＰＳに有ったのでこれを利用することにしました。
このページのデータをEXCELに入力、テキストエディターの矩形編集も使って、地名データを作成しました。
読みのかなをローマ字に変換してみましたが、長い駅名の多いこと！
Mapといえど12文字に制限されるので、町や村の名前を優先して結局ほとんど手直ししてしまいました。
| 全国の山、15760+峠、英字版 | Yama16k-e.lzh (343KB) | ＣＱＰさんありがとうございました |
| 全国ＪＲ在来線 駅名 英字版 | JR1-e.lzh (98KB) | 〃 |
| 近鉄、名鉄、西鉄の駅名 英字版 | Tetudou-e.lzh (19KB) | 〃 |
| 全国 道の駅 785ヶ所 日本語版、英字版
（ 2004/12 版 ） |
Mitieki2004.lzh (40KB) | shiraneさんありがとうございました |
Maptool_Gのページの下半分を参考にして、サンプルのGDBファイルをカシミールで開きます。
入れたい地名データをカシミールで開き、GPSデータにコピー＆ペーストします。
山→MONT、駅→STATION、道の駅→OTHER、 （数が多いと時間が掛かかります）
HWY（高速道路）、CROSS（交差点）と、TRKにもRootには適当に入れておきます。
WPTは各項目ごとに、TRKはまとめてPCX5形式で書き出します。
Maptool_G用のbatファイルを実行してデータを、OziExplorer形式に変換します。
txt_src.txtを編集するとアイコンを変えることもできます。
Gpsmapper用のbatファイルを実行してIMGファイルを作成します。 （データが多いと時間が掛かります）
IMGファイルをGPSMapEditで開いて確認します。
SendMapでGPSへアップロードして確認します。使いたい地図がこれだけならこのままでもOK。
プレビュー用のbatを実行し、tdbと広範囲用imgファイルを作成し、地図のIMGファイルと同じフォルダに置きます。
RegEditでMapSourceのレジストリキーに｢66｣を追加して、他にならってキーのデータにファイルのパスを追記します。
（注、大事なレジストリを操作するので慎重に！）
別ページの「MapSource地図をハードディスクで動かす」を参考にしてください。
これでMapSourceで表示できるので、他の地図と共に指定してＧＰＳへ転送すれば、ＧＰＳで切り替えて使えます。
遠藤さんの日本地図と重ねて使えています！（WorldMapとは無理でした）
| 全国地点情報入り地図 | my-map.lzh (700KB) | 約22000地点 更新 |
| 地図作成のための設定ファイル | map_bat.lzh (18KB) | ソフトのインストール先に合わせて修正してください 更新 |
| Gamin形式へ変換 | Gpsmapper | コマンドライン版 |
| Mapdekode | GUI版、エラーが出る？ | |
| 表示、編集 | GPSMapEdit | img形式を扱える、Gpsmapperと連携 |
| GPS TrackMaker | Mapdekodeと連携 | |
| GPSへの送信 | SendMap | コマンドライン版、一枚ならこれが簡単 |
| カシミールと連携 | Maptool_G | Gpsmapperを使用 |
中澤さんの「GPSの情報、実験コーナー」や小林さんの「数値地図25000からGarmin用の地図を作る」も参考にさせていただきました。
Mapdekodeはインストール時にエラーメッセージがでて、嫌な感じだったのですが、imgファイルの読み込み、変換は動作しました。 しかし、肝心のGamin形式のimgファイルの作成は「オーバーフローエラー」が出てしまいます。
サンプルファイルを変換してもエラーになるし、WinXPでも98SEでも同じ、VB6のランタイムを最新にしましたが、やっぱり駄目でとうとうギブアップしました。
元がＶＢ６ドイツ語版らしいので、ＶＢ６日本語版との違いが関係していそうです。
eMapでは2Fxxのアイコンは表示できないようです、パーキングは4D00としたら表示されました。
しかし、4D00はMapSourceでは表示できないようです。なぜ？山データには標高も入れたいのですが、コメントなどに入れるのは難しいようです。(GPSmapperが未対応？)
MAPTOOL_Gの作るファイルをエディタで開き、１行目の「MAPTOOL_G」を「OziExplorer Waypoint File Version 1.1」に変更するとGPSMapEditで開いて確認できました。GPSMapEditは設定でcGPSmapperを登録すると、GPSMapEditでIMGファイルを作成できるようになります。
カシミールはPCX5形式のWPT、PLTファイルを書き出せますが、GPSMapEditやGPS TrackMakerではうまく読めませんでした。
MapSourceは10文字になりますが読み込めました。PCX5形式といっても微妙な違いがあるようです。
WorldMapをGPSmapperで形式変換して、変更、追記する事は出来たのですが、再変換してeMapに転送すると表示できませんでした。
確認GPS eMap US版 メモリーカード8MB Ver.2.90
確認OS Windows98SE/XP
確認地図 MapSource Ver4.06 WorldMap (1999年版)
日本語版MapSourceでの確認は行っていません。
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