New GPS eMap のレポート
eMapとGPS45 eMap と GPS45
ガーミンの新しいハンディGPS、eMapを買いました

もちろん、国内ではまだ売ってないので、アメリカから輸入です。
本体は日本語の通じるREIにも有ったのですが、マップが無かったので、一部で有名なNavtechとWest Marineというショップに問い合わせたら両方とも有りました。
土日は休みみたいだけど、回答は早かったです。英作文は大変だけど、eメールは早いですね!
今回は見積もりの安かったWest Marineに頼む事にしました。

eMapデラックスセット $299 
ワールドマップCD    $69 でした

国際宅配便は早いと聞いていたので、$31払ってFedExで送ってもらったのですが、思わぬ弱点が、、、
火曜日に注文のFAX入れて、翌朝に確認のFAXもらって待っていると、翌週の月曜に不在通知が入ってました。
(たしかに早い)
でも聞くと、FedExでは祝日や土曜日には事務所は閉まっており、平日も6時まで、しかも「配達時間は指定できない」と言われて困ってしまいました。
家に誰か居るひとなら問題無いのですが、一人暮らしにはつらい。
しかたないので、金曜日にドアノブに掛けておいてもらうよう依頼して、金曜日に待ってると7時過ぎに配達に来てくれて受けとれました。
これなら郵便(AIR)の方が安くて良かったかも。

まだ、出たばかりでバグがあったのか、バージョンUPファイルがガーミンのサイトに有ったので落としてきて、GPSに入れました。
(有る人曰く「ガーミンは高い理想に品質が追いついていない」とか)
インターネットは便利!

ワールドマップCDにはデータを処理するパソコンソフト「MapSource」も付いてます。
このソフトもバージョンUP版がサイトに有りました。
さらに、前のGPS45から地点データを移すのにも一苦労しました。
「MapSource」はガーミン純正の旧ソフトのデータしか受け付けないので色々なところを捜して、一般的な形式からこのデータ形式に変換するソフトを捜してきて、やっと入れる事が出来ました。

さて、eMapですが、GPS45より横幅こそ大きくなりましたが、薄くて短くなって、軽くなってます。
しかも、単3電池2本で10時間以上も動いて地図が出るのです!
もちろん、フライヤーに必要なスピードや方位も出ます。
目標までの到達時間も出るようになりました。

動かしてみると、測位は早くなっているし、位置ずれのドリフトも前より少なくなっています。
ワールドマップなので地図はそこそこですが、海岸線や主要国道、鉄道は有るので結構使えます。
(日本、韓国、台湾で2Mバイトです、でも田原の町名まで出てました)
地図が出るっていいですね、これは十分おもしろいです。
地図には山がまったく出てないのは残念です、富士山すら有りません。

それから、他の欠点としては本体での測地系がWGS84固定でTokyoにできない事です。
また、本体での緯度経度の表示形式が度分でしか出ないので、他のGPSや地図と比べる時は注意しましょう。
でも「MapSource」の設定をTokyoにして、表示形式を度分秒にすれば緯度経度で地点データを入れられるので、何とかなります。
また、山の位置データは「山おたく」というソフトに付属のデータが使えます。
 
<NEWS>ファームウエアバージョン2.50から測地系と緯度経度の表示形式の問題は解決されました!
 
「MapSource」からは地図や地点データのアップロードの他、トラックログのダウンロードなどだいたいの事はこのソフトで出来るようになっています。
 
結構、良い買い物だったと思います。
 
<NEWS2>2000年5月からGPS衛星のSAが解除されました。
      精度誤差が今まで100mくらいだったのが10m位まで向上しています。すばらしい!
 
<裏技>MapSource」のデータをハードディスクにコピーして、CDなしで動かす方法を見つけました。
 
<後日談>その後、West Marineから分厚いカタログが日本語注文書付きで届きました。
      ヨット用品が主ですが見てみると色々な物が有って結構おもしろいです。

英語版GarminGPS用の互換地図が公開されました。

 1999年12月13日作成  2000年5月24日更新 2003年11月更新


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